『無職転生』ヒトガミの正体や目的は?使徒になった人物まで徹底解説!

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無職転生のヒトガミとは?

当記事では、小説家になろうの人気タイトル『無職転生 – 異世界行ったら本気出す -』でキーマンとなる「ヒトガミ」について解説していきます。

ルーデウスの夢に出てきて「神」を自称する謎の人物ですが、果たしてそのヒトガミの目的はなんなのでしょうか。考察も含め、徹底的に解説していきます。

※当記事では原作やスピンオフ作品の最終話までの情報に基づいて解説していきます。めちゃくちゃ重要なネタバレが多く含まれますので、ご注意ください。

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目次

『無職転生』ヒトガミとは

『無職転生』のヒトガミとは、人の世界を管理する「人神」のこと。

神話の時代、もともと「人神」は「ジンシン」と呼ばれており、彼の束ねる「人の世界」は、六面世界(魔界・人の世界界・海界・天界・獣の世界・龍の世界)の中でもっとも文明が進んでいました。

だからといって威張り散らすでもなく、他の世界の神々に「言葉」や「文字」など様々なことを教えるような、いわば神々のリーダー的な存在だったのです。

しかし途中からなのか、元々の計画だったのか。性格が変わったように暗躍するようになり、最終的には龍神と敵対することになります。「あれは元々の人神(ジンシン)とは別物だ」ということから、呼び方を変えて「ヒトガミ」と呼ばれるようになりました。

そもそも無職転生の世界における「神」とは?

無職転生の世界には、さまざまな「神」がいます。まずは六面世界を作った「創造神」がいて、創造神は六面世界を管理するために、下記6種類の神に体を分けました。

  • 人の世界:人神
  • 龍の世界:龍神
  • 山の世界:獣神
  • 海の世界:海神
  • 空の世界:天神
  • 魔の世界:魔神

この中で、神話の時代から残っているのはヒトガミたる「人神」のみです。他の神は、すべてヒトガミの手によって滅ぼされました。

後にラプラスの手で「闘神」などが誕生しており、またラプラスも「龍神」の二代目を襲名したり、分体として「魔神」や「技神」になったりしています。しかし本来「神」と名乗れるのは、創造神から分かれた上記6柱だけとも言えるかもしれません。

ちなみにオルステッドは龍神の子供。魔界大帝キシリカ・キシリスは魔神の子供ではあるのですが、それぞれ「神」と名乗れるほどの力は身に付けられていません。将来的にはそれぞれ「竜神」「魔神」として復活を遂げる可能性はあります。

なお神に次ぐような力を持つようなものとして「帝」や「王」という称号は存在します。魔界大帝、獣王、魔王、後は人の国を治める王などですね。下記のような序列になっています。

神>帝>王

これは魔術や剣術の序列でも採用されており、たとえば剣術の「北神流」なら、序列が下記のようになっています。

北神>北帝>北王>北聖>北神流上級>北神流中級>北神流下級

ヒトガミの正体は結局なに?

ヒトガミの正体は「創造神の力を持つ何者か」だと考えられます。

あくまでラプラスの見立てではありますが「何者かが創造神の死体が持つ力を用いて、人身を乗っ取った、あるいは取り込んだ」と考察されています。

もしかすると人神が元々そういった性格だったのかもしれませんし、あるいはどこからかきた悪意が暗躍したのかもしれません。とにかく「世界や龍神の敵である」ということは確かだと言えるでしょう。

『無職転生』ヒトガミの目的とは?

そんなヒトガミの目的とは「唯一神になること」だと考察されています。

神話の時代と現代に分けた方がわかりやすくなりますので、過去(神話の時代)と現代における「ヒトガミの目的と行動」の詳細をまとめました。

神話の時代のヒトガミの目的と行動

ヒトガミは唯一神を目指すために、神話の時代に他の神々を争わせて「人の世界以外の六面世界すべて」を滅ぼし、「人の世界」たった一つに合併させました。

人の世界は元々どこまでも森林と山が続いているような世界だったのですが、他の世界を吸収したことで、海や空、魔大陸などができたという経緯です。

と、そこまでは上手くいったものの、ヒトガミは龍神とその臣下を仕留め損いました。

初代龍神は最後の最後にヒトガミの思惑に気づき、臣下であったラプラスに「打倒ヒトガミ対策の調査」を命じ、自身の子供であるオルステッドを遠い未来に転移魔術で送り、自身はヒトガミに戦いを挑みます。

その際にヒトガミは龍神により、六面世界の中央にある真っ白な世界に閉じ込められるような形になりました。

現代のヒトガミの目的と行動

現代のヒトガミは、初代龍神から中央の世界に封じられています。

よってその目的は「真っ白な世界から出て、世界を唯一神として掌握すること」だと考えられます。

しかしそんな中で障害になるのが、神話の時代から現代へ送られてきた、初代龍神と人神の娘の血を引くオルステッドです。オルステッドの持つ「神剣」は、ヒトガミを打倒し得るのです。

そんなオルステッドが送られてきた未来が、本編でルーデウスが活躍する「甲龍歴」の時間軸です。

よってヒトガミは、オルステッドが自分を倒しにくる未来を阻止するために、ルーデウスたちへ接触して自分の「使徒」として操ろうとします。

無職転生はルーデウスが主人公の物語ではありますが、世界全体で見ると「ヒトガミ vs 龍神」の途方もない戦いが描かれた物語だということです。

『無職転生』ヒトガミの使徒になった主要キャラクターは?

ルーデウス・グレイラット

主人公のルーデウスは、物語の途中までは「ヒトガミの使徒」になっています。少年時代の魔大陸に転移させられたタイミングから、ロキシーと結婚した後くらいのタイミングまで、定期的にヒトガミが夢にあらわれていました。

最初は胡散臭く思って信じていませんでしたが、とあるタイミングで心を許し始め、あわや致命的なミスをおかすところで、50年後の未来から来たルーデウス(通称:老デウス)に救われます。

ルーデウスは「老デウス」からのアドバイスを受けて、最終的にヒトガミと敵対することになり、オルステッドと共に「打倒ヒトガミ」に動いていくことになります。

ルーク・ノトス・グレイラット

アスラ王国の第二王女であるアリエルの守護騎士「ルーク」も、作中でヒトガミの使徒として操られた人物です。アリエルがアスラ王国へのクーデターを起こすタイミングで、一時的に操られました。

ヒトガミからのお告げは「ルーデウスはアリエルの敵だから疑え」という、まったく嘘の内容です。結果的に致命的なことにはなりませんでしたが、ひとつ間違えばアリエルの王位奪還の障害になるような行動をとってしまっていました。

ヒトガミから騙されていたことに気づいた後は、アリエルに許され、引き続きアリエルの騎士として生涯を過ごすことになります。

ギース・ヌーカディア

ギースは、物語の最初から最後まで「ヒトガミの使徒」として暗躍していた、物語の意外なるキーマンです。

実はずっとヒトガミの指示でルーデウスとの関係を築き、ヒトガミにとって都合の良いように物事を動かしてきました。とはいえヒトガミの目的までは知らなかったため、ヒトガミにとって有利なことばかりをしていたわけでもないようです。

ゼニスの件でベガリット大陸にルーデウスを呼び出すことなどは、ヒトガミの指示ではなかったということですね。このときヒトガミからすれば、ルーデウスにはベガリット大陸に行って欲しくなかったはずです。

しかし最後の最後で、直接的な「ルーデウスを倒せ」という指示を受け、それを承諾。最終的にはルーデウスたちに敗れ、ヒトガミの使徒として生涯を終えることになります。

魔王バーディガーディ

魔王バーディガーディも、ヒトガミに操られた使徒の一人です。

クライマックスで「闘神鎧」をまとってルーデウスたちの前に立ち塞がり、無職転生の物語における「ラスボス」の役割を果たしました。

最終的にはルーデウスたちに敗北し、復活しないよう封印されることになります。

水神レイダ・リィア

水神であるレイダ・リィアも、一時的にヒトガミに操られました。

とはいえ彼女は、なんとなく騙されているのかわかっていながらも、幼少期のダリウスへの恩義に報いるために「あえてヒトガミにのった」ような節があります。

最終的にはオルステッドにやられ、生涯を閉じました。

※なお「レイダ」は水神を受け継いだ女性が名乗る名前です。水神の称号は最終的にイゾルテに受け継がれることになり、イゾルテも「レイダ」と名乗ることになります。

『無職転生』ヒトガミの正体や目的まとめ

『無職転生』のヒトガミの正体は、「人神」の皮を被って唯一神を目指す何者かです。

世界を掌握した後にどうするつもりなのかは謎ですが、この世界にとって敵であることは間違いない存在ですね。

そんなヒトガミに挑むルーデウスやオルステッドの戦いを見守っていきましょう。

※当記事の参考文献

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ペンギン屋

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