『無職転生』剣術の三大流派を徹底解説!階級や代表的な技も

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当記事では大人気のなろう小説『無職転生 – 異世界行ったら本気出す -』の世界における「剣術」について徹底的に解説します。

この作品には、剣術の流派が複数出てきます。各流派の特徴を押さえておけば、より物語を楽しめますので、ぜひ一通りチェックしていってください。

※当記事では原作やスピンオフ作品の最終話までの情報に基づいて解説しています。ネタバレが含まれますので、ご注意ください。

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目次

『無職転生』剣術とは

『無職転生』の世界において、剣術とはすなわち伝統です。めちゃくちゃ強い人物がいて、それに憧れる人々が周囲に集まり、自然と弟子をとり、流派として確立されてきたものだと考えられます。

剣術の成り立ちは『無職転生』本編の時間軸から7000年前「人魔大戦」の頃まで遡り、ここでは「剣神流」の開祖である初代剣神のアル=ファリオンが活躍したとされています。

そこから大きく時が流れ、本編の時間軸から400年ほど前の「ラプラス戦役」では、「北神流」の開祖である初代北神カールマンが活躍したとされます。

各流派によりその歴史に差はあれど、時代とともに受け継がれてきた伝統が、『無職転生』の世界における「剣術」だと言えるでしょう。

三大流派が主流

『無職転生』の世界では、三大流派と呼ばれる剣術が主流になっています。

  • 剣神流
  • 水神流
  • 北神流

この中でも現代最強と呼ばれるのは「剣神流」で、一撃必殺の素早い剣術を基本とします。対してカウンターに秀でているのが「水神流」で、達人になると魔術すらカウンターで捌くような、後の先をとる剣術ですね。

一風変わった流派が「北神流」で、これと決まった型はあまりなく、主に「考え方や姿勢」を伝える流派だと言われています。

各流派内で序列がある

『無職転生』の世界では、剣術の各流派のなかで序列が定められています。序列は以下の通り。

初級→中級→上級→聖級→王級→帝級→神級

「神級」は、基本的にその時代において各流派で最強の「剣神」「水神」「北神」ただ一人ずつしか名乗れません(北神だけは、2世と3世が同時期に生きていますが)

基本的には師匠の見立てで「明日から中級を名乗れ」などと認められて名乗るものですが、序列によってはある程度の指標が決まっているものもあります。例えば剣神流なら「闘気を御せるようになれば上級」といった具合ですね。

このように、その人物の納めている剣術の序列で、ある程度の戦い方や強さが測れるような仕組みになっています。

『無職転生』剣術の流派「剣神流」とは

剣神流は、とにかく「先手必勝」「一撃必殺」を軸とした剣術です。

ラノア王国から1ヶ月ほどの距離にある「剣の聖地」を本拠地としており、町のようなコミュニティが形成されています。なお剣の聖地では「剣術以外は不要」という考え方が根強く、そこで暮らすほとんどの剣士が文字すら読めません。

速さと攻撃力を重視した、比較的わかりやすい剣術ですね。

剣神流の代表的な技

剣神流の代表的な技は、なんといっても奥義「光の太刀」です。

この「光の太刀」は、もともと初代剣神アル=ファリオンが使っていた「名もなき一撃必殺の剣筋」でした。それを二代目以降の剣神たちが再現し、体系化することで、現代に受け継がれています。

他には光の太刀のカウンター技に値する「光返し」や、光の太刀の下位互換である「無音の太刀」、また初級技には光返しの下位互換と考えられる「腕落とし」などの技があります。

剣神流の序列

剣神流初級→剣神流中級→剣神流上級→剣聖→剣王→剣帝→剣神

闘気を自在に御せれば上級。それに加えて光の太刀を会得すれば聖級とされます。

剣聖まではある程度の人数がいますが、剣王以上は数えるほどしか存在しません。

剣神流を扱う主な登場人物

人物名序列詳細
ガル・ファリオン剣神『無職転生』本編の時間軸の剣神。エリスの師匠。後にジノ・ブリッツに剣神の座を明け渡す。最期はヒトガミの使徒であるギースに協力してルーデウスの前に立ちはだかり、エリスとルイジェルトのタッグに倒され死亡。
アル・ファリオン剣神初代剣神。人魔大戦時代に活躍した後、晩年「剣の聖地」で弟子に剣を伝えたとされる。
ジノ・ブリッツ剣王→剣神『無職転生』本編の時間軸で終盤に剣神になった人物。ニナと結婚するためだけを目的に鍛えて剣神になった、才能の塊。弟子にはほぼ何も教えず、師匠としてのやる気や才能はなさそうである。
ティモシー・ブリッツ剣帝ジノ・ブリッツの父親。剣神になったジノの考え方を認められず、最終的に剣の聖地を出ていく。
ギレーヌ・デドルディア剣王エリスの護衛兼、最初の師匠。魔眼を持つ。
エリス・グレイラット剣王ルーデウスの妻。「狂剣王(たまに狂犬王)」の異名を持つ。ニナとは友人関係。
ニナ・ファリオン剣聖→剣王→(引退)ガル・ファリオンの娘。剣帝を名乗るほどの実力があると言われているが、ジノと結婚して子供を授かり、ほぼ引退。
ルーデウス・グレイラット中級本編主人公。あまり剣術の才能はなかった。
パウロ・グレイラット上級ルーデウスの父親。三大流派をすべて上級まで納めている。

『無職転生』剣術の流派「水神流」とは

水神流は、防御に主眼をおいた剣術の流派です。

とはいえそのカウンターは強烈で、達人の間合いに入ると身動きが取れなくなるほど。アスラ王国クーデター回では、水神レイダが一人あらわれただけで、有利な状況が全てひっくり返されるくらいの存在感を放ちました。

その特性上「護衛」として重宝されやすいこともあってか、アスラ王国の首都を本拠地としています。

水神流の代表的な技

水神流においては「5つの奥義」があるとされます。

奥義の一つ『流』は、神速の光の太刀をも返すカウンター技。他に『剥奪剣』などがあります。

また作中では、現代の水神レイダが使う6つ目の幻の奥義として『剥奪剣界』が描かれました。前後左右上下、どこにいる相手でも、すべての動作に反応して切り捨てる奥義です。

水神流の序列

水神流初級→神流中級→神流上級→聖→王→帝→

水神流に伝わる5つの奥義のうち3つを使えれば「水神」を名乗れるルール。水神を襲名するときは、女性なら「レイダ・リィア」、男性なら「レイダル」を名乗り、家名を捨てる伝統があります。

作中でエリスの友人として描かれていた水王イゾルテは、最終的に水神を襲名して「レイダ・リィア」を名乗りました。

水神流を扱う主な登場人物

人物名序列詳細
レイダ・リィア水神女性の水神が襲名する名前。本編の水神はすでに全盛期を過ぎた老婆。
レイダル水神初代水神であり、男性の水神が襲名する名前。5つの奥義を編み出した。
イゾルテ・クルーエル水王→水帝→水神エリスの友人である女性。後に北帝ドーガと結婚。水神襲名後は「レイダ・リィア」を名乗る。
ランドルフ・マリーアン水王(級)七大列強5位の死神。正式な認可は不明だが、水王級の腕前だとされる。
ルーデウス・グレイラット初級(忘れかけ)本編の主人公。あまり剣術の才能はなかった。
パウロ・グレイラット上級ルーデウスの父親。三大流派をすべて上級まで納めている。

『無職転生』剣術の流派「北神流」とは

『無職転生』の北神流は、剣技などよりも「戦い方」や「生き方」などが主眼に置かれた流派です。

基礎を学んだ後は、それぞれの闘い方を身につけていくのが「北神流」の教えです。「奇抜派」と呼ばれる忍者のような技を好む派閥や、「実践派」「魔王派」などさまざまな派閥に分かれています。

なお「不治瑕北神流」と呼ばれる本流もあり、これは初代より明確に「技」が受け継がれている派閥で、代々の北神のみが受け継いでいる剣術です。

傭兵や冒険者に好まれている他、例えば異様に腕力が強くて普通の剣術が合わない人物、不死性を持つ魔族など、実践的かつ泥臭い戦い方を身につけたい人物が「北神流」を選ぶ傾向にあります。

北神流の代表的な技

「不治瑕北神流」として伝わる、王竜をも一撃の元へ切り捨てるような剣筋が、北神流の奥義と言えます。しかしそれらの技は、代々の北神にしか伝わっていません。

その他の流派では「応急処置」に関する技や、相手に催涙弾のような袋を投げつける忍者のような技、足止めする技、あるいは人質をとるような卑怯な技など、実に多岐にわたる技が伝えられています。

北神流の序列

北神流初級→神流中級→神流上級→聖→王→帝→

「北神」の名前は不死性を持つライバック家が代々受け継ぐような形になっており、全国各地、各派閥の中で北帝や北王などが複数存在します。

北神流を扱う主な登場人物

人物名序列詳細
カールマン・ライバック北神初代北神。純粋な人間だが物凄く強かった。不死魔族であるアトーフェと結婚する。王竜王カジャクトに敗北して死亡。
アレックス・カールマン・ライバック北神二代目北神。人間と不死魔族の間に生まれたハーフ。王竜王カジャクトを倒し、その素材を使った魔剣「王竜剣カジャクト」を手にする。
アレクサンダー・カールマン・ライバック北神三代目北神。親から受け継いだ不死性を持つ魔族。ジークハルトの剣の師匠でもある。
ジークハルト・サラディン・グレイラット北王→北帝ルーデウスの息子。ラプラスの因子の影響で生まれつき腕力が強い。北神であるアレクサンダーから直々に北神流を教わる。
ドーガ北帝斧を使う戦士で、アスラ七騎士の一人。主にアリエルの護衛を務める。同僚でもある水神流のイゾルテと結婚。
オーベール・コルベット北帝奇抜派の北帝。忍者のような搦め手が得意な剣士。
パウロ・グレイラット上級ルーデウスの父親。三大流派をすべて上級まで納めている。

『無職転生』の剣術まとめ

『無職転生』の世界は、三大流派が台頭しています。

  • 剣神流
  • 水神流
  • 北神流

どれもカッコ良いのですが、個人的には「北神流」のなんでもやる感じが好きですね。(北神流のジークハルトが好きだということもありますが)

お気に入りの流派や剣士を見つけると、物語をもっと楽しめると思いますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

※当記事の参考文献

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ペンギン屋

やばすぎますね。

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いずれにしてもeBookJapanのクーポンはあり得ないくらいお得ですので、ぜひチェックしておいてください。

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