当記事では大人気のなろう小説『無職転生 – 異世界行ったら本気出す -』の登場人物「ロキシー」について徹底的に解説します。
自他ともに認める(?)ロリッ子魔術師のロキシー。その性格や種族、ストーリー上の役割、結婚生活や子供、死亡フラグなどについて、最終話までの情報をすべて詳細にまとめました。
ロキシーファンは、ぜひチェックして下さいね。
※当記事では原作やスピンオフ作品の最終話までの情報に基づいて解説しています。ネタバレが含まれますので、ご注意ください。
※当記事の画像は、アニメ『無職転生』公式サイトから引用しています。
『無職転生』のロキシーとは
『無職転生』のロキシーは、ロリッ子魔術師として大人気のキャラクター。
本名は「ロキシー・ミグルディア(のちにロキシー・M・グレイラット)」で、冒険家や魔法の家庭教師として世界を回って生計を立てていた魔術師です。
作品の終盤ではルーデウスと結婚して子宝にも恵まれ、最終的にはラノア魔法大学の校長まで出世する人物ですね。
そんなロキシーのプロフィールについて解説していきます。
ロキシーの種族は魔族・ミグルド族
ロキシーの出身は、魔大陸にあるミグルド族の村。「青い髪」と「念話能力」を持っているのが特徴の「ミグルド族」の両親から生まれた、純粋なミグルド族です。
ミグルド族は、同種族間では基本的に念話(テレパシー)で会話をする種族なのですが、なんとロキシーは生まれつきそのテレパシーが使えませんでした。ミグルド族は誰も声に出して喋らないのに、ロキシーだけは喋らないと意思疎通ができなかったのです。
そのせいで友達もできず、種族の中で孤独感を感じるようになり、14歳の頃にミグルド族の村を飛び出して冒険者になりました。
ロキシーの見た目年齢は子供。実年齢は?
ロキシーの年齢は、ルーデウスの家庭教師として初登場した時点で38歳です。14歳で村を飛び出したので、そこから24年間も冒険者や魔術教師として暮らしていたベテランですね。
しかしロキシーの種族であるミグルド族は全体的に小柄で、ロキシー自身も身長約145cmと幼い見た目をしていることから、なかなか年相応には見られません。この世界では人族の成人が15歳なのですが、いつも14歳くらいの子供と間違われてしまいます。
なお本編の最後は100歳を超えていたはずですが、見た目はかわらずロリッ子のままでした。
ロキシーの魔術レベルは水聖級から水王級へ
ロキシーは、ルーデウスに魔術を教えにきた初期の頃から「水聖級」の魔術師でした。ロキシーはルーデウスの家庭教師を終えたあとに修行も兼ねて旅立つのですが、そんな時期を経て物語の終盤では「水王級」まで成長しています。
なお『無職転生』の世界では、使える魔術のランクによって名乗れる肩書きが変わってきます。魔術のランクは、以下の通り。
初級→中級→上級→聖級→王級→帝級→神級
例えば水属性の聖級魔術には「キュムロニンパス」というものがあるのですが、これが使えるようになれば、「水」属性の「聖級」魔術が使えるということで、水聖級魔術師が名乗れます。
※なお剣術もランク名称は同じで、こちらは例えば師匠に「今日から聖級だ」と認められれば名乗れるようになります。
ロキシーの師匠は、かの有名なブラッディーカント
ロキシーがミグルド族の村を出るきっかけになったのは、旅の魔術師から魔術を教わったこと。
そんなロキシーの魔術の師匠ともいうべき人物は、本編で大陸の説明がなされるときによく出てくる書物「世界を歩く」を執筆したとされる「ブラッディーカント」氏(女性)です。
※なおこの情報は本編では一切触れられておらず、外伝の『無職転生 〜ロキシーだって本気です〜』で出てきた情報です。
『無職転生』ロキシーの結婚相手や子供について
そんなロキシーですが、作中でめでたくルーデウスと結婚し、「ララ」と「リリ」という二人の子供を産みます。
そんな彼女の結婚生活は、どんなものなのでしょうか?
ロキシーの結婚相手はルーデウス
ロキシーの結婚相手は主人公のルーデウス。結婚後は「ロキシー・M・グレイラット」と名乗り、ルーデウスの他の奥さんである「シルフィエット」や「エリス」とともに仲良く暮らします。
結婚に至ったきっかけは、ルーデウスの母親であるゼニスを救うために潜った転移迷宮での出来事。ロキシーが転移罠を踏んで仲間とはぐれてしまい、一人で絶体絶命の窮地に陥っていたところルーデウスに助けられ、最初は成長したルーデウスだと気づかず(白馬の王子様だと思って)一目惚れしてしまいます。
その後紆余曲折があり、落ち込んだルーデウスを励ますような形で恋愛関係になり、結婚へ。
ルーデウスと結婚した順番で言えば、シルフィエットの次の二番目。いわば「妾」とも言われる立場ですが、本人たちはそんなことは気にせず全員幸せに暮らしています。なお子供たちからは「青ママ(髪の毛が青いから。シルフィは白ママ、エリスは赤ママ)」と呼ばれています。
最終的には子供や孫、ひ孫たちとともに、老衰で亡くなるルーデウスを見取るシーンが描写されていました。ミグルド族は寿命が長いので、ルーデウスたち人族よりも随分長く生きるのです。
ロキシーが初めて産んだ子供はララ
そんなロキシーが、ルーデウスとの間に初めて授かった子供は「ララ」。フルネーム「ララ・グレイラット」で、女の子です。
グレイラット家の中でいえば次女にあたり、イタズラ好きで奔放な性格をしていて、グレイラット家の中ではもっとも独立するのが遅い子でした。しかし召喚魔術と占命魔術を専門として学び、ラノア魔法大学に研究室を与えられて好き勝手研究して暮らしていたほどの才女でもあります。
なおロキシーのミグルド族の血を引いているだけあり、ロキシーには発言しなかった「テレパシー能力」を持つ子供で、呪いを受けて感情を出せなくなってしまったゼニス(ルーデウスの母親)と、テレパシーを介して会話ができる唯一の存在でもあります。
最終的には占命魔術によって自身がやるべきこと(婿探しとか?)を見つけて家を出ていき、未来の世界ではヒトガミとの最終決戦に臨んだ描写がされていました。
なおグレイラット家の番犬(神獣)のレオともっとも仲良しで、旅立つときもレオと一緒でした。
ロキシーが二人目に産んだ子供はリリ
ロキシーがララの次に産んだのがリリ。こちらも女の子で、グレイラット家の中では三女に当たります。
リリはララほど特別感のある子供ではありませんでしたが、子供の頃から魔道具が好きで、ずっと魔道具をおもちゃがわりにいじっているような子供でした。その性格は大人になっても変わらず、ラノア魔法大学を卒業した後は「ザノバ商会」に就職して魔道具の修理部門のような部署で活躍。自分の研究室を与えられるほど重宝されました。
なおララとは仲が良く、少し上の兄「ジークハルト・サラディン・グレイラット」が実家でくすぶっていた頃の、良き理解者の一人でもありました。
『無職転生』ロキシーのかわいいシーン・性格について解説
そんなロキシーですが、かわいくて大人気です。
ここでは思わず「ロキシーかわいい」と言ってしまうような、ロキシーのかわいいシーンと性格についてまとめました。
ルーデウスの家庭教師を始めて張り切っちゃうロキシーがかわいい
ロキシーは、結婚後のルーデウスから「ロキシーは張り切ったら失敗しちゃうからな」と思われてしまっているくらい、おっちょこちょいな性格です。かわいい。
初期の頃にルーデウスの家庭教師を始めるときも、ルーデウスにちょっと良いところを見せようと思って庭の木に向けて魔法を撃って、ゼニス(ルーデウスの母)が大切にしていた木を倒してしまったりします。
普段は冷静で大人ぶっているのに、ちょっとしたところで張り切ると失敗しちゃうロキシー。かわいいです。
ルーデウスに助けられて一目惚れしちゃうロキシーがかわいい
ロキシーがルーデウスと結婚することになった馴れ初めが、一目惚れです。ロキシーかわいい。
めちゃくちゃピンチなところに駆けつけたルーデウスに一目惚れしてしまって、その後はずっとモジモジして、ルーデウスが結婚していると知ったときにめちゃくちゃ落ち込むロキシーがとてもかわいいのです。
最終的には我慢できずにルーデウスを寝取るような形になってしまいましたが、そんな風に葛藤しているロキシーがとてもかわいいですね。
そもそも「ジト目+ロリッ子」でかわいい
ロキシーは、ジト目で小柄なロリッ子です。身長は145cmくらいしかないのにお姉さんぶっていて、そもそも最高にかわいい存在なのです。
もちろん性格も可愛いのですが、見た目も含めてロキシーという存在が可愛すぎますね。
『無職転生』ロキシーは死亡する?死亡フラグについて解説
本編では、ロキシーは死亡しません。とはいえ物語はルーデウスが老衰で亡くなるところまでしか描写されていないのですが、少なくともその間は幸せに暮らしてハッピーエンドを迎えています。
しかし!『無職転生』の物語では、通称「老デウス」と呼ばれる「ヒトガミに騙され、悲惨な人生を歩んだルーデウス」が歩んだ、別の世界線(あるかも知れなかった世界の可能性)も示唆されています。
その世界線では、ロキシーは「魔石病」という病におかされ、若くして亡くなってしまうというのです。少しずつ体が魔石になっていってしまう病気で、神級の解毒魔術でなければ解除できず、ルーデウスが神級解毒魔術を身につけた頃にはすでに死亡。妊娠していたのでララも一緒に死んでしまう……という衝撃的な未来が示唆されていました。
ヒトガミは自分にとって都合の悪いララをやっつけようということで、罠を仕込んで「老デウス(騙された頃は若いけど)」を騙したという経緯です。それに気づいた「老デウス」は死に物狂いでヒトガミへの復讐を目指して研究を続け、最終的にタイムリープしてきて現在のルーデウスにアドバイスして未来を変えた、という流れになっています。
その「老デウス」のアドバイスのおかげでロキシーの死亡フラグは回避され、本編では無事に人生を歩めたのですが、読んでいてかなりドキドキしたシーンですね。
『無職転生』ロキシーの経歴まとめ
ロキシーは物語で言えば「少年期」「青少年期」にこそあまり登場しませんが、初期に登場して以来、最後までずっとルーデウスと関わる重要キャラです。
幼少期のルーデウスに魔術を教え、外に連れ出し、その才能をいちはやく開花させた立役者。さらには晩年までルーデウスを支え続け、最終的にはラノア魔法大学の校長にまでなる「デキる女」でもあります。
そんなロキシー、これからも愛でていきましょう。
※当記事の参考文献
無職転生をお得に楽しむ!
無職転生は原作も最高ですが、小説版も追加エピソードが豊富でおすすめです!
無職転生の小説版は、2022年11月に発売された26巻でついに完結しました。なろう小説原作で、ここまで巻数を重ねて完結した作品は珍しいですよね。
そんな無職転生の小説版ですが「eBookJapan」の70%オフクーポン(1会計5000円まで、6回まで)をうまく使うことで、ほぼ70%オフで購入できてしまいます。
調査時点では23巻までが1冊1,320円。24〜26巻1,430円で販売されていますので、
1巻〜26巻を普通に定価で買うと、34,650円です。(結構すごい金額になりますね)
eBookJapanのクーポンを使って、だいたい70%オフくらいで買えるのが、下記の方法です。
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7〜12巻(7,920円)を70%オフで購入:2,920円
13〜18巻(7,920円)を70%オフで購入:2,920円
19〜23巻(6,600円)を70%オフで購入:1,980円
24〜26巻(4,290円)を70%オフで購入:1,287円
合計12,027円(クーポン1枚余り)
やばすぎますね。
なお上記の方法がもっとも安く買える計算(だと思う)のですが、クーポンは「1会計あたり最大5,000円まで割引」なので、割引額自体はすこし捨てることになります。
「割引額」を最大限に使いたい場合は、5冊ではなく6冊ずつまとめるなど工夫してもいいかもしれません。
いずれにしてもeBookJapanのクーポンはあり得ないくらいお得ですので、ぜひチェックしておいてください。