気持ち悪い「なろう系」作品の3つの特徴。童貞っぽさ・ご都合主義が原因?

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なろう系の作品には「気持ち悪い」という評価がつきまといます。

もちろん好みは人それぞれですので評価には良し悪しあって良いとは思うのですが、今回はその「気持ち悪い」と言われる理由を掘り下げて考えてみました。

「なろう系は何がどう気持ち悪いと言われてるんだろう?」と気になっていた方は、ぜひ本記事を参考にしてみて下さい。

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目次

気持ち悪いと言われる「なろう系」の特徴とは

気持ち悪いと言われる「なろう系」作品は、ひとえに「ご都合主義な表現」「不必要なイキり表現」があることが共通項になります。

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例えば、以下のような展開の「なろう系作品」が気持ち悪いと言われることがほとんどですね。

  • 特に理由なく、主人公が女の子からやたらと好かれてハーレム展開になる
  • 買った美少女奴隷からの好感度がなぜかMAXで、すぐにエッチな展開になる
  • 感情の揺れ動きなどの繊細な表現をすっ飛ばして主人公と仲間が恋愛関係になる
  • 「ヤレヤレ」な感じを出しながら悪役に正論を伝え、理解されず、最終的にはチート能力の暴力で解決する
  • 主人公がやたらと周りの登場人物からもてはやされる
  • マニアックかつ表面的な現代知識を持ち出し、異世界の問題を解決し始めて周りからもてはやされる

これらの本質的な特徴をまとめると主に3つに整理できますので、少し掘り下げてお伝えしていきます。

特に努力せず周りから評価されるのが気持ち悪い

何の努力もしていない主人公がひたすら評価され、最後まで「主人公アゲ」な雰囲気で物語が進んでいく展開のなろう系作品が「気持ち悪い」と評価されている傾向にありました。

特に「異世界転生」関連の作品は、基本的に神様からチートな能力を授かって異世界でオレツエーする展開がテンプレになりますので、この要素が多く含まれています。

「周りの登場人物がバカすぎて主人公が賢そうに見える」という作品も多く、とにかくなんとかして主人公を賢く見せたいという思惑が透けて見えてしまう展開も、気持ち悪いと言われる要素の一つになります。

主人公が空気の読めない正論オバケなのが気持ち悪い

社会不適合者ばりに正論をぶちまける人物が主人公であるなろう系作品も、気持ち悪いと言われやすいことがわかりました。

例えば悪いことをしている人がいて、その人に「そんなことしちゃダメですよ。小学校で習わなかったんですか?」と真顔で煽り、怒って殴りかかってきた相手をチート能力で懲らしめるという展開がテンプレになります。

悪いことを悪いと伝えるのは良いのですが、伝え方というものがあります。

相手を改心させたり納得させたりするというよりも「自分よりも明らかに下の相手を煽ってバカにしたい」という思惑が先に出てしまっている表現や展開が、気持ち悪いと言われる要素の一つになります。

主人公がなぜかモテるのが気持ち悪い

気持ち悪いと言われるなろう系作品は、十中八九主人公が理由なくモテます。その中でも特に「女心の動きを描けていないなろう系作品」が気持ち悪いと評価されている傾向にありました。

何故か盲目的にヒロイン達から愛される主人公が多く「展開があまりに簡単すぎる」という状況が、気持ち悪いと評されるなろう系作品の共通項になります。

しかし!

なろう系作品の読者の年齢層的には「わかりやすい表現」「まわりくどい努力や設定はなく簡単に成功する物語」の方が親近感を得られる傾向にあり、アニメ化やメディアミックスが進みやすいのも上記のような展開の作品が多くなっています。

そのなろう系作品の対象者とそうでない方がはっきりと分かれているというのが、根本的に評価の分かれる原因かと思います。

なろう系を「気持ち悪い」と評価する人は誰?

なろう系作品を「気持ち悪い」と評価しているのは、基本的には「アニメ好き・小説好き」な方々です。

レビューを見ると「他の作品と比較して、この作品はこういう部分が気持ち悪い」と評されることがほとんどで、特に筋の通ったストーリーの小説やアニメ作品を是とする人々が「気持ち悪い」とすることが多いように思います。

ただ大多数の方は、気持ち悪いと思った作品なんてそれ以上見ませんし、評価もしません。あえてそこまで書くのは「小説やアニメを愛している方々」ということでもあるのです。

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作品に対して本気で向き合うからこそ許せないポイントがある、ということですね。

そもそもアニメ化までしているなら一般的には人気作ですので、楽しんで読んだり見たりしているファンが多い作品なのです。

そんな作品を「作品に対して本気で向き合っている方々」が愛ゆえに評価していると、そんな構図だということですね。

気持ち悪くない「なろう系」作品を選ぶ方法

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ここでは、気持ち悪いと言われるなろう系作品を避けて、好みにあったタイトルを選ぶコツをご紹介します。

とはいえ、何をどう気持ち悪いと感じるのかは個人の感想でしかありません。以下の要素を参考に選び、自分にとって読みやすい文章やストーリーの作品を見つけて楽しんでくださいね。

原作の文章能力で判断する

気持ち悪いと評されるなろう系作品は、文章表現も稚拙であることが多い傾向にあります。

まずは原作の1話を読み、表現が豊富だったり、文章の流れがスムーズだったりするタイトルを読み進めると良いでしょう。

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自分が読みやすいと思う文章の作品は、自然と好みに合う気がします。

小説家になろうのレビューで判断する

小説家になろうにはレビュー機能が存在します。

レビューを書くのは基本的にファンの方が多いのですが、評価のよくない作品は「削除されたレビュー」が並んでいることがあります。

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「このレビューは利用規約に違反する内容を含むため、運営により削除されました」という文章があれば、行きすぎたアンチレビューがあったということですね。

他の人のレビューを参考にすると、自分の好みに合う作品を選びやすいでしょう。

Amazonのレビューで判断する

コミカライズ、文庫化、アニメ化している作品はAmazonに大量のレビューが集まりますので、それらの★が低い方のコメント内容を読んで判断するのも良い方法です。

各なろう系作品によって「気持ち悪い」とされるポイントが違いますので、自分にとって気にならないポイントが悪く評価されているなら、それは自分にとっては当たり作品の可能性があります。

ただただ星の数だけで判定するのではなく、悪いレビュー内容もチェックしてみると良いでしょう。

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良い方のレビューは業者が書いていることもありますので、悪い方をチェックすると現実が見えやすいかと思います。

どの「なろう系」が気持ち悪いと思うかは、人それぞれ

気持ち悪いのか面白いのか、という評価は、基本的には人それぞれの感想です。

あくまで自分にとって面白い作品を楽しみ、気持ち悪いと思うならそのままそっと閉じると良いですね。

なろう系作品には素敵なタイトルがたくさんありますので、ぜひ色々と読んで楽しんでみて下さい。

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