当記事では『俺のメガネはたぶん世界征服できると思う。』の感想レビューと、作品が読める場所、作品情報をご紹介します。
文庫版やコミック版が発売されていますので、ぜひチェックしておいて下さい。
『俺のメガネはたぶん世界征服できると思う。』とは
『俺のメガネはたぶん世界征服できると思う。』は、小説家になろうにて2017年〜南野海風氏が連載していたファンタジー小説。2020年に完結済みの作品です。
そこに住む全員に「素養」と呼ばれる特技のようなものが備わっており、皆自分の素養を活かしながら生業を選んで生きるような異世界が舞台。あまり他人に興味がなく目立つのが嫌いな主人公であるエイルが、「狩人」として生きるためのスキルを身につけていく過程で人と触れ合い、かけがえのない仲間と出会い、成長していくストーリーです。
ふざけたタイトルからは想像できないほど読み味もよい素敵な物語ですので、ぜひ読んでみて下さいね。(ただし前半のシュールギャグはクドめ!)
あらすじ
人の視線が気になる狩人見習い、アルバト村のエイル。
出典:小説家になろう
15歳となり、成人と数えられる選定の儀式で、エイルは「メガネの素養」を言い渡される。
メガネ?
意味がわからない。
しかしエイルは、少しずつ、この「メガネ」が持つ数多の可能性を見出していく。
「これ、もしかしたら『メガネ』で世界征服できるかもなぁ。やんないけど」
メガネ少年エイルの奇妙なメガネ生活が始まる。
『俺のメガネはたぶん世界征服できると思う。』感想レビュー
『俺のメガネはたぶん世界征服できると思う。』は著者である南野海風氏の文章力が高く、ストーリーもキャラも魅力的で総合点がかなり高い作品です。
原作は綺麗に完結していて、読後感がものすごく良かったのもいいところ。
南野さんは基本的にエタらず完結させてくれますし、作品もすごく好みで推しです。
もう少し細かく、見どころについてレビューしていきます。
王道ファンタジーとシュールギャグがベストマッチ!
ぶっ飛んだタイトルとは裏腹に、比較的真面目に王道ファンタジーを突っ走っている作品です。「狩人」や「暗殺者」といったテーマのもと少年が技も心も少しずつ成長していく冒険譚なのですが、それを支えているのが「シュールギャグ」です。
作者の南野海風氏の作品は大体がシュールギャグ全盛なのですが、この作品も例に漏れずクドめのギャグ成分が満載。とても楽しめる作品です。
軽快な文章で読みやすい!
そんな素敵なストーリーを支えるのが、作者の高い文章力。誤字脱字もほぼなく、軽いノリの割に文法も綺麗でとても軽快に読める文章が、とにかく先へ先へと読みたくさせてくれます。
子供っぽい文章のなろう小説が苦手な方は、この作品なら十分楽しんで読めるでしょう。
『俺のメガネはたぶん世界征服できると思う。』はどこで読める?
原作
小説投稿サイト | 読める? |
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小説家になろう | ◯ |
アルファポリス | × |
カクヨム | × |
ノベルアップ+ | × |
『俺のメガネはたぶん世界征服できると思う。』の原作は、小説家になろうのみに掲載されています。
文庫版
よりお得に読むなら、ポイント還元率の高い専門サイトで購入するのがおすすめです!
文庫版販売サイト | 読める? |
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eBookJapan | ◯ |
コミックシーモア | ◯ |
◯ | |
◯ |
『俺のメガネはたぶん世界征服できると思う。』の文庫版は、3巻で完結しています。
漫画版
よりお得に読むなら、ポイント還元率の高い専門サイトで購入するのがおすすめです!
漫画サイト | 読める? |
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まんが王国 | ◯ |
eBookJapan | ◯ |
コミックシーモア | ◯ |
◯ | |
◯ |
執筆時点では4巻まで出ており、まだまだ続刊予定です!
アニメ版
今のところ、アニメ化予定はありません。
『俺のメガネはたぶん世界征服できると思う。』作品情報まとめ
『俺のメガネはたぶん世界征服できると思う。』は、そのシュールギャグと完成度の高いファンタジーが素晴らしいバランスで共存している作品です。
異世界ファンタジーが好きな方は、ぜひ文庫版も漫画版もチェックしてみて下さいね。