小説家になろうで書いている作家さんを応援するときには、どんな方法が喜ばれるんだろう?
という疑問をアンケートを取って調査しつつ、小説家になろうのシステムにある「レビュー」と「感想」の違いをあらためてまとめました。
正しく利用して、好きな作品や作者を積極的に応援していきましょう!
「小説家になろう」のレビューと感想の違いとは?
「小説家になろう」でウェブ小説を読み始めると、どうやら「感想」や「レビュー」といったシステムがあると気づきます。
しかし何も考えずに闇雲に書くと、ちょっと空気読めてない読者になる可能性も……。
端的にいうと「レビュー」と「感想」では伝える相手が違ってきますので、間違えないようにしましょう。
小説家になろうの「レビュー」は、他の読者への推薦文
「小説家になろう」におけるレビューとは、他の読者に「このタイトルはこういう作品で、こんなところが見どころですよ」と伝える推薦文のことです。
それが1000話ある長編でも1話だけの短編でも、同じ作品に書けるのは1人1レビューのみです
小説家になろうにおける「レビュー」機能は、作品の推薦文や紹介文を投稿する為の機能となります。
タイトルや本文にはある程度の文字数制限があり、それなりの文章を書く必要があります。
また、作者側にも削除権限があるため、ワケのわからない内容や批判するような文章だと消されることも。あくまで批評ではなく、推薦・紹介できる文章を書く欄だと思っておきましょう。
小説家になろうの「感想」は、作者への応援文
「小説家になろう」の「感想」とは、純粋に作者に対して「良かったよ!」とか「ここがイマイチ」なんて意見を送れるシステムのことです。
1話につき1回書けるので、書こうと思えば更新するたびに感想を送ることもできますね。
作品への意見や感想等の内容を投稿されます場合は、感想機能をご利用下さい。
レビューほど文字数などに制限がなく、「良い点」「気になる点」「一言」に分かれている項目のなかでどれか一項目でも書けば投稿できます。作品によってはログインしなくても書ける設定になっていますので、気軽に送れますね。
つまりレビューと感想は、伝える相手が違う
というわけで、小説家になろうの「レビュー」と「感想」は伝える相手が違います。
- レビュー:他の読者に向けて書く
- 感想:その作品の作者に向けて書く
基本的に、作者に気持ちを伝えたいなら「感想」を。他の読者におすすめしたい!という熱いパッションがあれば「レビュー」を書きましょう。
どっちも喜んでもらえると思いますよ!
小説家になろうの作者を応援したい!どれが一番喜ばれる?
じゃあ実際に「作者を応援したい!」というときにはどうすれば喜んでもらえるのでしょう?と思ったので、アンケートを取ってみました。
【拡散希望!】
「小説家になろう」で書いてる作家さんに質問です。下記の中であえて一つ選ぶとすれば、もらって一番嬉しいのはどれですか?
誰がなにを押したかは誰からも一切わかりませんので、気軽にポチっていってください😌記事のネタに使わせて頂ければと思ってます!
— ペンギン屋(なろう小説の情報サイトosunaro管理人) (@osusume_narou) November 30, 2020
「レビュー」「感想」「評価」「メッセージ」のうち、どれか一つだけ選ぶとして一番もらいたいのはどれ?
と、なろう作家の皆さんに聞いたところ「レビュー」が圧勝。それほど調査数は多くないですが、顕著な差がでました。
とはいえ今回は「どれか一つ」という調査ですので、全部嬉しいに違いはないと思います。しかし「とにかく本気で作者を応援したい!」というときは、素敵なレビューを書けば一番喜んでもらえそうですね。
ここでは小説家になろうのシステムにある「作家を応援する方法」が、それぞれ作者にとってどんな意味を持つのかあらためて整理していきます。
もっとも手軽でランキングに影響があるのは「評価」
上の★が評価ですね。★一つにつき作品に2ポイントが入って、ランキングにダイレクトに影響します。
気軽に応援したいときは、まずは★5を付けてあげると良いですね!
読者的には意外。「ブックマーク」も喜ばれる
小説家になろうで作品をブックマークすると、更新された作品が一覧で見れて便利です。
作者側のメリットとしては、まずは評価が2ポイントはいり、さらに「楽しみにまってくれてるんだ!」と読者の顔が見えて嬉しいという話。
かなり喜ばれますので、応援したいときはアプリでDLするだけじゃなくブックマークや評価も合わせてしてあげたいですね。
作品の格上げに効果的なのが「レビュー」
レビューを書いてもらえると嬉しい!という作家さんが多いのには、いくつかの理由があるようです。
- 新着レビュー欄に載って注目される
- レビューを書いてもらえるようなクオリティの作品なんだ!と思われる
- シンプルに嬉しい
作者によっては、レビューを書いてもらったことでPV(読まれる数)が増えたり、最後まで読んでもらえる率が上がったりという効果を実感している人もいました。
ちなみにランキングに影響する「ポイント」とはまったく関係がありませんので、大袈裟に言えば「名誉」のようなものでしょうか。
作者がシンプルに嬉しいのが「感想」
感想は感想でもちろん喜ばれます。
書かれた数が多い作品だと「こんなに読まれてるんだ!」と思われて箔がつき、さらに次の感想も書かれやすくなると。
ダイレクトにその話ごとの読者の反応がわかって作者にもメリットがありますし、作者へのメッセージも伝えられますし、一石二鳥ですね。
とにかく直接伝えたい言葉があるなら「メッセージ」
あまり使う人はいないと思いますが、どうしても誰にも見せたくないファンレターを送りたいときはメッセージを。
ただあまり一般的な手法ではないようですので、基本的にはレビューや感想でコミュニケーションを取るのが良いのではないでしょうか。
「小説家になろう」に応援したい作家がいれば、積極的にレビューや感想を書こう
小説家になろうで書いている作家の方からすると、とにかくレビューや感想をもらうのは嬉しいものです。
とても喜んでいただいて、レビューを書いたこちらも嬉しくなるくらい。
なので応援したい作家さんがいれば、ぜひ積極的に感想やレビューを書いてあげて下さい。
「レビュー書く→作家のモチベーションがあがる→作品を書くペースもクオリティも上がる→もっと楽しく読める」と全員win-winになりますね。
では、よきなろうライフを。