当記事では大人気のなろう小説『無職転生 – 異世界行ったら本気出す -』の登場人物「シルフィエット(通称:シルフィ)」について徹底的に解説します。
髪が緑であることから、うまく周りに馴染めなかった幼少時代を過ごしたシルフィ。その性格や種族、ストーリー上の役割、結婚生活や子供、死亡フラグなどについて、最終話までの情報をすべて詳細にまとめました。
シルフィファンは、ぜひチェックして下さいね。
※当記事では原作やスピンオフ作品の最終話までの情報に基づいて解説しています。ネタバレが含まれますので、ご注意ください。
※当記事の画像は、アニメ『無職転生』公式サイトから引用しています。
『無職転生』のシルフィ(シルフィエット)とは
『無職転生』のシルフィは、主人公であるルーデウスの幼馴染のキャラクター。
本名は「シルフィエット(のちにシルフィエット・グレイラット)」で、ルーデウスに教わったことで無詠唱魔術が使える、世界でも数少ない魔術師の一人です。
作中ではルーデウスと結婚して子宝に恵まれ、仕事のあるルーデウスや他の妻たちのサポートをするような役回りの人物ですね。
そんなシルフィのプロフィールについて解説していきます。
シルフィの種族は「長耳族・獣族・人族」のハーフ
シルフィはさまざまな種族が混ざった混血で「人族1/2・長耳族1/4・獣族1/4」の血がまざっています。
なおラプラスの因子のせいで「髪の毛が緑色」に生まれてしまい、幼少期は周囲からいじめられていました。それをルーデウスが救ったことが、出会いのきっかけです。
なお終盤になって判明することですが、ルーデウスの父親であるパウロの仲間だった「エリナリーゼ・ドラゴンロード(長耳族)」を祖母に持ちます。
シルフィの髪色は緑から白へ
なおシルフィの髪色は、作品中盤に起こる「フィットア領転移事件」をきっかけに真っ白になります。
「魔力枯渇と恐怖、動揺」などが原因だとされていますが、その後も髪色は幸か不幸か緑に戻らず、最後まで白髪で過ごします。本人は緑の髪を気にしていたので、良かったのかもしれません。
なお髪色が白くなったせいもあり、ラノア魔法大学でルーデウスと再開した際になかなかシルフィだと気づいてもらえませんでした。(偽名を使って変装していたのもありますが)
シルフィの見た目は若いけど、実年齢は?
シルフィに血が流れている「長耳族」は長命種です。初登場時は5歳で、74歳のときにルーデウスが老衰で亡くなるときもまだまだ元気でした。なお74歳時の見た目は「40代くらい」と描写されていましたので、普通の人族のだいたい半分くらいのペースで歳をとるのかもしれません。
シルフィの戦闘能力は?フィッツとして王女を護衛した実力派!
シルフィは「無詠唱魔術」が使える魔術師です。
転移事件の際、アスラ王国の第二王女アリエルのピンチに出くわしてたまたま助けたことで、王女の護衛として召し抱えられたほどの実力派。ルーデウスと結婚するまでは、男装をして「フィッツ」という名前でアリエルに付き従っていました。
終盤こそルーデウスたち家族のサポートに回った感がありましたが、実はシルフィもなかなか戦闘力の高いキャラクターなのです。
シルフィの得意魔術は治癒系。魔術レベルは水聖級
シルフィの得意魔術は、治癒魔術です。
攻撃魔術に加えて治癒魔術や解毒魔術も無詠唱で使えることがストロングポイントで、アリエルの護衛時はもちろん、対オルステッド戦などでも「治療」の面で活躍を見せました。
なお最終的には、ロキシーから教わって「水聖級」の魔術まで使えるようになっています。
シルフィの師匠はルーデウス
なおシルフィは、幼少期にルーデウスから魔術を学びました。
ルーデウスは自分独自の理論で「無詠唱魔術」と「枯渇するまで魔術を使うことによる魔力総量アップ」を実行していたのですが、それをシルフィにも教えています。
ルーデウスのように両腕から別々の魔術を出すことはできませんが、ラプラスの因子も関係してか魔力総量は人より多く、またルーデウスも使えなかった「無詠唱の治癒魔術」が使える魔術師に育ちました。
意外な近接戦闘の才能も?
シルフィがアリエルの護衛でアスラ王国から旅をしたとき、終盤は「うっすらと闘気をまとっていた」と描写されています。
闘気は近接戦闘において必要不可欠な才能で、ルーデウスが最後まで発現できなかった能力。基本的には魔術師として名を上げていたシルフィですが、鍛えれば近接戦闘でもそこそこ良い線いったのかもしれません。
『無職転生』シルフィの結婚相手や子供について
そんなシルフィですが、作中でめでたくルーデウスと結婚し「ルーシー」と「ジークハルト」という二人の子供に恵まれます。
そんな結婚生活や子供について解説します。
シルフィの結婚相手はルーデウス
シルフィの結婚相手は主人公のルーデウス。結婚後は「シルフィエット・グレイラット」と名乗り、ルーデウスの他の奥さんである「ロキシー」や「エリス」とともに仲良く暮らします。
結婚に至ったきっかけは、エリスに振られたと勘違いして不能になってしまったルーデウスを慰め、恋愛関係になったことから。小さい頃からの関係性もあり、付き合うなんて過程をすっ飛ばしてルーデウスからのプロポーズを受け、結婚することになりました。
ルーデウスは最終的に計3人の奥さんと結婚しますが、ルーデウスと結婚した順番で言えばシルフィが一番目。ただそんな順番は気にせず、ロキシーやエリス、また全員の子供たちと幸せに暮らします。なお子供たちからは「白ママ(髪の毛が白いから。ロキシーは青ママ、エリスは赤ママ)」と呼ばれています。
最終的には子供や孫、ひ孫たちとともに、老衰で亡くなるルーデウスを見取るシーンが描写されていました。シルフィは長耳族などの血を引いていて寿命が長いので、ルーデウスたち人族よりも随分長く生きるのです。
シルフィが初めて産んだ子供はルーシー
そんなシルフィが、ルーデウスとの間に初めて授かった子供は「ルーシー」。フルネーム「ルーシー・グレイラット」で、女の子です。グレイラット家の中では長女に当たり、割と「しっかり者のお姉さん」的な性格の立ち位置で育ちました。
ルーシーは、幼馴染的な感じで付き合いのあった「クライブ・グリモル」と14歳の頃に付き合い始め、18歳で結婚。クライブはルーデウスの友人である「クリス・グリモル」と、シルフィの祖母である「エリナリーゼ・ドラゴンロード」の間に生まれた子供ですので、ちょっと複雑な親戚関係ですね。
ルーシーはクライブとミリス神聖国で暮らし、ローランドという名前の子供を産みます。
シルフィが二人目に産んだ子供はジークハルト
シルフィが生んだ二人前の子供は、ジークハルト。緑色の髪の毛を持って生まれたことから、シルフィは「もしかしてラプラスの生まれ変わりとして処分されてしまうのでは」と勘違いして卒倒して倒れてしまいます。(ただの遺伝で緑だっただけでした)
生まれつき神子ほどではないものの力が強く、三代目北神アレクサンダー・カールマン・ライバックに幼い頃に弟子入り。なおペルギウスからも気に入られており、(別に頼んでもいないのに)「サラディン」という名を与えられたため「ジークハルト・サラディン・グレイラット」とミドルネームを持っています。
成長して学生時代を終えた後、しばらくニートみたいになってしまいますが、最終的には学生時代に出会った「パックス・シーローン・Jr」の手助けをするために王竜王国へ渡ります。最終的にはパックスの教育係である死神ランドルフ・マリーアンから死神の称号を受け継ぎ、七大列強の5位に名を連ねるまで成長しました。
『無職転生』シルフィのかわいいシーン・性格について解説
そんなシルフィですが、かなり献身的でかわいいキャラクターです。そんなシルフィのかわいさについて解説していきます。
とにかくルーデウスが好きで献身的なのがかわいい!
シルフィはルーデウスのことを親しみを込めて「ルディ」と呼びますが、「とにかくルディが大好き」なのがとてもかわいいポイントです。
何をおいてもルーデウスが一番で、ルーデウスの望むことはなんでも叶えてあげたいという献身的な性格をしています。もちろん他の奥さんであるエリスやロキシーもそうではありますが、献身的な姿勢はシルフィは頭ひとつ抜けている感がありますね。
「理想の奥さん」的な、かわいいキャラクターです。
やっぱり髪の毛を伸ばしたシルフィがかわいい!
なおシルフィは元々短髪でボーイッシュな見た目だったのですが、ルーデウスと結婚した後は髪の毛を伸ばし始めます。
ミディアムヘアになったシルフィも、女の子っぽさが倍増してかなり可愛いので、見逃せません!もちろん短髪でボーイッシュなシルフィも悪くありませんが、結婚後のかわいさには負けますね。
あなたはどっちのシルフィが好きですか?
『無職転生』シルフィは死亡する?死亡フラグについて解説
本編では、シルフィは死亡しません。とはいえ物語はルーデウスが老衰で亡くなるところまでしか描写されていないのですが、少なくともその間は幸せに暮らしてハッピーエンドを迎えています。
しかし!『無職転生』の物語では、通称「老デウス」と呼ばれる「ヒトガミに騙され、悲惨な人生を歩んだルーデウス」が歩んだ、別の世界線(あるかも知れなかった世界の可能性)も示唆されています。
その世界線では、シルフィはアリエルやルークとともにアスラ王国に向かい、王座をかけて戦った結果戦死してしまうというのです。ヒトガミにとってはアリエルが王女になるのは都合が悪いため、ルークがヒトガミに操られ、無謀な戦いを挑むことになって敗北まで誘導されてしまうんですね。
それに気づいた「老デウス」は死に物狂いでヒトガミへの復讐を目指して研究を続け、最終的にタイムリープしてきて現在のルーデウスにアドバイスして未来を変えた、という流れになっています。
「老デウス」のアドバイスのおかげでシルフィの死亡フラグは回避され、本編では無事に幸せな人生を歩めました。
『無職転生』シルフィの経歴まとめ
シルフィは、「青少年期」の魔大陸編にはほとんど登場しませんが、その他のシナリオではほぼ全編にわたって関わってくる重要キャラクターです。
ルーデウスの幼馴染であり、生涯をともにした伴侶。晩年までルーデウスや家族たちを支え続けた、「理解ある良き女房」といった立ち位置の女性でした。
そんなシルフィ、ぜひこれからも愛でていってください。
※当記事の参考文献
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やばすぎますね。
なお上記の方法がもっとも安く買える計算(だと思う)のですが、クーポンは「1会計あたり最大5,000円まで割引」なので、割引額自体はすこし捨てることになります。
「割引額」を最大限に使いたい場合は、5冊ではなく6冊ずつまとめるなど工夫してもいいかもしれません。
いずれにしてもeBookJapanのクーポンはあり得ないくらいお得ですので、ぜひチェックしておいてください。